オプションと設定


オプションダイアログでは、WinMergeの様々なカスタマイズを行うことができます。WinMergeオプションを設定するには、

  1. メニューの、編集設定、または、ツールバー「WinMerge オプション」ボタン設定ボタンをクリックしてください。

    オプションダイアログには、多くのページがあり、それぞれ、関連する設定のグループを含んでいます。 ダイアログの左端にある カテゴリ リストのタイトルをクリックすることで、ページを開くことができます。

  2. 以下の方法の片方、または、両方を使って、変更したいオプションを設定することができます。

    • オプションページで直接編集

    • エクスポート済の.iniファイルをインポート

  3. オプションを設定し終わったら、 OKをクリックして、それらを保存し、ダイアログを閉じてください。

このトピックでは、オプションの詳細について説明します。オプションダイアログの、それぞれのページにはセクションがあります。

1. 設定情報のインポートとエクスポート

差異比較、または、マージの設定を頻繁に変更する場合、また、 あなたの設定を他のWinMergeユーザーと共有したい場合は、 設定をファイルへエクスポートして保存することを検討してください。 あとでそれらの設定を使いたい時は、手動でオプションを設定する代わりに、単に設定ファイルをインポートすることができます。

インポートオプション

保存された設定を再使用したい時は、 インポートをクリックしてください。インポートダイアログで、保存済の iniファイルを探して、 開くをクリックしてください。

インポートされた設定ファイルの値で、すべてのオプションを置き換えます。

エクスポートオプション

オプションを設定し終わったら、 エクスポートをクリックしてください。 エクスポートダイアログで、設定ファイルのパスと名前を指定して(拡張子 iniは、自動的に付加されます)、 保存をクリックしてください。

生成された iniファイルの各行は、一つのオプションを表す、名前と値のペアを含みます。

2. 一般 ページ

一般ページには、いくつかのオプションがあります。

2.1. 自動的に最初の差異にスクロールする

  • 無効(デフォルト): 比較ウィンドウは、フォルダー、または、ファイルの先頭を表示し、差異を選択しません。

  • 有効: 最初に開いた時、比較ウィンドウは(必要ならそこまでスクロールして)最初の差異を選択します。

    • フォルダー比較では、ファイル、または、フォルダーの最初の差異を選択します。

    • ファイル比較では、ファイル中の最初の差異ブロックを選択します。

2.2. 自動的に最初の行内差異にスクロールする

  • 無効(デフォルト):差異ブロックに移動する際、テキストの行の最初のインライン差異まで自動スクロールしません。

  • 有効:差異ブロックに移動すると、テキストの行の最初の行内差異まで自動的にスクロールします。

2.3. 'Esc'でウィンドウを閉じる

  • MDI子ウィンドウまたはメインウィンドウ(デフォルト):EscキーでWinMergeウィンドウを閉じられるようにします。Escを一度押下すると一つのウィンドウを閉じます。つまり、もう一つファイル比較ウィンドウが開いていた場合、WinMergeを終了するためには、キーを合計3回押下する必要があります(最初に、ファイル比較ウィンドウ、次に、フォルダー比較ウィンドウ、そして最後に、WinMergeウィンドウ)。

    注) WinMergeのコマンドラインの -eパラメーターは、WinMergeを Esc1回で終了することを可能にします。

  • MDI子ウィンドウのみ: Escを押下すると 子ウインドウは閉じますが、最後に残ったメインウィンドウは閉じません。

  • MDI子ウィンドウが1つしかない場合、メインウィンドウを閉じる:Escを押下すると子ウィンドウを閉じますが、子ウィンドウが1つしかない場合は、メインウィンドウも閉じます。

  • 無効: Esc押下で、WinMergeウィンドウを閉じません。

2.4. 開くダイアログで自動的にパスを検査する

  • 有効(デフォルト):ファイルまたはフォルダーの選択ダイアログで、パスを入力した時に、それらをチェックします。OKボタンは、両方(または3つすべて)のパスが検証されるまで、使用不可となります。注)このチェックは、ほんの少しだけ時間がかかることがあります。

  • 無効: ファイルまたはフォルダーの選択ダイアログの OKボタンは常に使用可能となり、 指定したパスを開こうとします。検証による遅延がないため、 パスの選択が速くなります。しかし、パスが開かれなかった場合、 エラーダイアログが表示されます。

2.5. 単一インスタンスモード

  • 無効(デフォルト): 複数のWinMergeを起動することができます。 例えば、WinMergeが起動している時に、WinMergeのショートカットをクリックした場合、 新たなWinMergeウィンドウが開かれます。

  • 1つのみインスタンスを起動する: WinMergeの起動を一つに制限します。

    • WinMergeが起動している時に、新しいインスタンスを起動しようとした場合、 新しいウィンドウは開かれず、 代わりに、現在のWinMergeウィンドウが使われます。

    • (例えば、コマンドラインから)パスと共に新しいインスタンスを起動しようとした場合、 新たな比較ウィンドウが、既存のWinMergeウィンドウ中に開かれます。

  • 1つのみインスタンスを起動し、既起動インスタンスの終了を待つ:「1つのみインスタンスを起動する」オプションと同様に、この設定はWinMergeを単一のアプリケーションウィンドウに制限します。 ただし、アプリケーションウィンドウが閉じられるまで、後に起動したWinMergeのプロセスは終了しません。これは、SourceTreeなどの外部Diffツールのプロセス終了後に一時ファイルを削除してしまうアプリケーションとの連携に便利です。

2.6. 複数のウィンドウを閉じるときに尋ねる

  • 無効(デフォルト): 複数の比較ウィンドウが開いている時に、WinMergeを終了する場合、 WinMergeは、すべてのウィンドウを閉じるかを尋ねます。

  • 有効: 終了をクリックした時、未保存のファイル変更が無い場合、 WinMergeは直ちに終了します。

2.7. ファイル比較時のファイル時刻を保つ

  • 無効(デフォルト): WinMergeで、ファイルの変更を保存する時、ファイルのタイムスタンプが更新されます。

  • 有効: WinMergeで、ファイルの変更を保存する時、ファイルシステム上のファイルのタイムスタンプは更新されません。

2.8. 起動時にファイルまたはフォルダーの選択ダイアログを表示する

  • 無効(デフォルト): WinMerge起動時に、WinMergeウィンドウが開きます。ファイル、または、フォルダーを選択するには、 ファイル開くをクリックしなければなりません。

  • 有効: WinMergeを起動した時、WinMergeウィンドウと共に、ファイルまたはフォルダーの選択ダイアログが開きます。

2.9. OK押下時にファイルまたはフォルダーの選択ダイアログを閉じる

  • 無効 (デフォルト): 比較ボタンをクリックすると、ファイルまたはフォルダーの選択ダイアログは閉じずに開いたままになります。

  • 有効: 比較ボタンをクリックすると、ファイルまたはフォルダーの選択ダイアログが閉じます。

2.10. 開くダイアログのオートコンプリート

次の中から一つ選択してください:

  • 無効: ファイルまたはフォルダーの選択ダイアログでパス入力した時、 オートコンプリートは実行されません。

  • ファイルシステム (デフォルト): 入力した時にパスを調べます。入力した文字と一致するパスを、ファイルシステム上から見つけようとします。一致するパスが見つかった場合、パスを補完します。

  • 最近使ったリスト: パスを、最近使ったリスト(MRU)の中から調べます。 これは、比較用のパスが限定されている場合に便利です。

2.11. 変更されたファイルの自動再読み込み

次の中から一つ選択してください:

  • 無効: 自動再読み込みを無効にします。

  • ウィンドウがアクティブになった時のみ (デフォルト): WinMergeのウィンドウがアクティブになった時、 もしファイルが変更されていれば、ファイルを再読み込みします。 ただし、この時ファイルを開きなおすか問い合わせるメッセージボックスが表示されます。 このメッセージボックスを表示したくない場合は、「再びこの質問をしない」をチェックし、 はいボタンを押下してください。

  • 即時: ファイルが変更されたとき再読み込みを即時に行います。 ただし、この時ファイルを開きなおすか問い合わせるメッセージボックスが表示されます。 このメッセージボックスを表示したくない場合は、「再びこの質問をしない」をチェックし、 はいボタンを押下してください。

2.12. 言語

「WinMerge GUI言語の変更」を参照してください。

3. 比較 → 一般 ページ

このページのオプションでは、WinMergeが、ファイルサイズのみを比較する(つまり、いくつかのタイプの差異を無視する)などの差異を検知する方法を変更することが可能です。

重要項目

いくつかの違いに興味がないかもしれない場合、差異を見つける方法をカスタマイズすることは、比較の間に有効かもしれません。 しかし、これらのオプションは、マージにも影響します。 例えば、スペースの変更を無視する場合は、マージ時にソースコード中のインデント変更は保存されません。

この理由により、いくつかの差異をマージする前に、 このページのオプション(特に無視オプション)をデフォルト値にリセットすることをオススメします。 このページの全オプションをリセットするには、 デフォルトボタンをクリックしてください。

3.1. 様々な無視オプションについて

比較ページ(このセクションの後で説明されている)の、 たくさんのオプションによって、明らかな差異を無視することができます。無視された差異は、 WinMerge内で特別な方法で扱われます。

  • これらは、無視された差異の色でマークされます。

  • 無視された差異はマージできません。

  • 無視された差異は、差異の個数に含められません。

  • フォルダー比較では、無視された差異のみが含まれているファイルは、同一のファイルとしてマークされます。

3.2. 空白

ホワイトスペースは、単語と行の間の空白です。それは、スペースやタブや改行のような、特別な非印字文字です。ホワイトスペースの重要性は、どのように差異を解釈したり、処理したいかに依ります。ホワイトスペースのすべての変更を見つけることは重要かもしれません。反対に、一つのスペース、二つのスペース、一つのインデント、または、タブなど、すべてのホワイトスペースを同様に扱いたいかもしれません。いくつかの構造化ドキュメント(カンマ区切りリストの様な)では、すべてのホワイトスペースを無視したいかもしれません。

注意

行内のホワイトスペースの変更の影響は、行内差異を表示するが有効にされている時だけ見ることができます。 これは、差異ブロックとは対照的に、常にハイライトされます。

例1 行と異なるホワイトスペース

単語間に一つのスペース:

Two Words

単語間に二つのスペース:

Two  Words

単語間にタブ:

Two	Words

単語間にスペースなし:

TwoWords

これらのオプションの一つにより、ホワイトスペースの検出を制御できます:

比較する

すべてのホワイトスペースが比較されます(デフォルト)。 あなたのドキュメントがどのオプションを必要とするか確かでないなら、これは、たぶん最も安全な選択です。 例では、すべての行が差異として検出されます。

変更を無視する

差異中のホワイトスペースを比較します。 例では、最初の3行には異なるホワイトスペースが存在しています。 しかし、それらは同一行として検出されます。タブと複数個のスペースは、単一のスペースとして扱われます。 最後の行にホワイトスペースは存在しないため、差異は無視 されません(結果的に、最後の2行の単語は異なります)

すべて無視する

改行を除く、すべてのホワイトスペース文字を無視します( so lines are detected and preserved in a merge)。例のすべての行は、同一行として検出されます。

関連するトピック

行の差異におけるホワイトスペース設定の影響は、 「行内差異の強調表示」で説明されています。

オプションダイアログのエディターページは、単語間の区切りを検出するために、ホワイトスペースがどのように使われるかの制御に関する設定を含んでいます。詳細は、 「 行内差異の強調」を参照してください

3.3. 空行を無視する

  • 無効(デフォルト): ソースファイル中の空行は、 ファイル比較ウインドウ中で、 「差異あり: 削除」の色の空行で表されされます。

  • 有効: ソースファイル中の空行は無視されます。 これらは、ファイル比較ウィンドウ中で、「無視された差異」の色の空行で表されます。 しかしながら、差異はマージできません。

3.4. 大文字と小文字を区別しない

  • 無効(デフォルト): 比較は、大文字小文字を区別します。例えば、 LowerCaseLOWERCASE、と lowercaseはすべて異なります。

  • 有効: 文字間の大文字、 小文字の差異は無視されます。

3.5. 改行文字の違いを無視する (Windows/Unix/Mac)

  • 無効(デフォルト): 行末(EOL)スタイルの差異は検出されます。 例えば、同じ内容で、行末が異なる2行を比較する場合、 行は異なると判断されます。 この場合、WinMergeは、差異を検出するか、 無視するかの確認ダイアログを表示します。

  • 有効: EOLの差異は無視されます。

3.6. 数字を無視する

  • 無効(デフォルト): 数字の差異を検出します。

  • 有効: 数字の差異は無視されます。

3.7. コードページの違いを無視する

  • 無効 (デフォルト): ファイルのエンコーディングの違いを検出します。 UTF-8 BOMの有無の違いも検出します。

  • 有効:ファイルエンコーディングの違いは無視されます。

3.8. コメントの違いを無視する

  • 無効(デフォルト): WinMerge は、他の内容と一緒に、コード中のコメントを比較します。

  • 有効: このオプションは、(C++ や Java のような)プログラミング言語のコメントを検出し、それらを無視することにより、 比較を最適化します。検出は構文の強調表示に基づいているため、WinMerge でサポートされていないファイル タイプには影響しません。

3.9. ファイル末尾の改行文字の有無を無視する

  • 無効 (デフォルト): 行の内容が一致していても、ファイル末尾の改行文字の有無の違いは無視されません。

  • 有効: 一方のファイルが改行文字(LFやCRLFなど)で終了しているがもう一方のファイルが改行文字で終了していない場合でも、行の内容が一致していれば、この差異は無視されます。

3.10. 改行を無視(空白として扱う)

  • 無効(既定): 改行(EOL文字)は空白として扱われません。

  • 有効: diff hunk 内では改行が空白として扱われます。例えば、以下の差異は無視されます:

    左側:
    abc def
    
    右側:
    abc
    def
    

    注意

    空白関連のオプション(空白 → 変更を無視空白 → すべて無視)と組み合わせると便利です。

3.11. 移動ブロックの検出を有効にする

  • 無効(デフォルト): WinMergeは、行の移動による差異を検出しません。

  • 有効: WinMergeは、(ファイル中の異なる場所に)移動ブロックの検出を試みます。移動されたブロックは、 移動ブロック 選択された移動ブロックの色で示されます。 ロケーションバーが表示されている場合、左と右のロケーションバーの一致する差異の場所が、線で結ばれます。 移動ブロックの表示は、それが多すぎない場合、ファイル中の変更をより簡単に視覚化することができます。

    一例は、ロケーションペインの説明テキストファイルの比較とマージを参照してください。

3.12. 類似行をマッチさせる

  • 無効(デフォルト): 差異ブロック内の行は、ソースファイルに現れる通りに表示されます。

  • 有効: WinMergeは、異なるブロック中の似ている行を検出しようと試みます。 そして、ファイルペインに空行を追加し、それらの位置を揃えます。 このオプションは、行が似通っている時に最も効果的で、行が全く異なっている場合には、それほど効果的ではありません。

    一例は、「差異の強調表示」にある Similar linesの説明を参照してください。

3.13. Diff アルゴリズム

  • default (デフォルト): 基本的な差異アルゴリズムです。

  • minimal: できるだけ差異が少なくなるように比較します。 その分、比較に時間がかかります。

  • patience: patienceアルゴリズムで差異を比較します。

  • histogram: histogramアルゴリズムで差異を比較します。 このアルゴリズムはpatienceアルゴリズムを低頻度の共通要素に対応するように拡張しています。

  • none: このアルゴリズムは行の挿入や削除を検出しません。

3.14. indent heuristic を有効にする

  • 有効 (デフォルト): 差異のハンク境界をシフトするヒューリスティックを有効にして、差異を読みやすくします。 Diff アルゴリズムがdefaultの場合、効果はありません。

  • 無効: ヒューリスティックを無効にします。

3.15. 無視された差異の行を同一行の色と同じにする

  • 無効 (デフォルト): 行フィルターおよび置換フィルターによって無視された差異行は、無視された差異の色で表示されます。

  • 有効: 行フィルターおよび置換フィルターによって無視された差異行の色を、同一行の色と同じにします。

4. 比較 → フォルダー ページ

4.1. 比較方法

このオプションは、ファイル比較を完了する方法を決めることができます。5つの選択肢から1つを選んでください。

フルコンテンツ

デフォルト: ファイルの内容すべてを比較します。 この方法はプラグインを発動し、正確な差異と移動ブロック検出のために diffutils エンジンを使用します。 これは、もっとも完璧でオススメの方法です。

クイックコンテンツ

スリムダウンされた、ファイルの内容による比較です。この方法は、プラグインと移動ブロック検出をスキップし、簡素化されたファイル比較コードを使用します。この方法は、 ファイルを読み込まないため、 フルコンテンツよりも高速です。

短所は、比較時に行フィルターが許可されないことです。例えば、この方法は、行フィルターをファイルのすべての差異を無視するように設定していても、それらを差異として検出します。

バイナリコンテンツ

この比較方法は、クイックコンテンツの比較方法よりも高速です。 ただし、プラグインや行フィルター、「大文字と小文字を区別しない」 オプションなどは適用されません。まず、ファイルサイズを比較し、 ファイルサイズが異なる場合は、内容を比較せずにファイルの内容を異なるもの として扱います。ファイルサイズが一致していれば、単にファイルの内容を バイト単位で比較します。 ファイルのエンコード検出、EOL検出、バイナリファイルの検出は行われません。 この比較方法は、バックアップされたファイルとの比較に適しています。

更新日時

ファイルの更新日時のみを比較するため、他のどの比較方法よりもずっと高速です。 しかし、明らかに、それはただ更新日時と同じくらい正確です。

更新日時とサイズ

更新日時と似ていますが、 日時が同一の時に、ファイルサイズもチェックします。

サイズ

ファイルサイズのみを比較するため高速ですが、 内容を比較する方法よりも不正確です。

存在のみ

両側にファイルが存在するかどうかのみを比較します。ファイルが左側と右側の両方に存在する場合、内容、サイズ、タイムスタンプはチェックされず、同一とみなされます。

4.2. 最初の差異で比較を終了する

このオプションは、比較方法に クイックコンテンツが選択された場合にのみ有効となります。

  • 無効(デフォルト): WinMerge は、ファイル中のすべての差異を検査します。

  • 有効: このオプションは、常にファイル全体をスキャンする代わりに、 最初の差異が見つかるまでファイルを検査することにより比較を最適化します。

    欠点は、WinMerge が、バイナリファイルをバイナリとして検出できないかもしれないことです。 最初の差異がファイルの先頭付近にある場合、このようなことが起こります。 どんな種類のファイルを比較するか知っているなら、このオプションは比較を高速化するための良い方法となるでしょう。 しかし、比較するファイルがどんな種類か確かでないなら、このオプションを有効にしないでください。

4.3. 3秒以下の時間差を無視する

  • 無効(デフォルト): 異なるタイムスタンプを持つファイルは、差異として検出されます。

  • 有効: 時々(例えば、ネットワーク共有を使用中の場合)、 僅かなタイムスタンプの差異は重要なことではありません。 そのような状況でより意味のある結果を得るために、 このオプションで3秒以下の時間差を無視することができます。

    このオプションは、( 「 比較方法」で説明されている)比較方法が、 更新日時更新日時とサイズの場合にのみ動作します。 他の比較方法と共に使用しても効果はありません。

    警告

    このオプションは、時間差が検出された時のみ有効です。さもなければ、それは不正な比較結果の原因となります。

4.4. サブフォルダーを含める

  • 有効 (デフォルト): WinMergeは再帰的に比較を行い、サブフォルダーも含めます。

  • 無効: WinMergeはルートフォルダー内のファイルのみを比較します。

4.5. 比較後自動的にサブフォルダーを展開する

  • 展開しない (default): 比較後、サブフォルダーは折りたたまれたままになります。

  • すべてのサブフォルダーを展開: 比較後、すべてのサブフォルダーが展開されます。

  • 差異のあるサブフォルダーを展開: 比較後、差異のあるサブフォルダーのみが展開されます。

  • 同一のサブフォルダーを展開: 比較後、相違点のないサブフォルダーのみが展開されます。

4.6. 片方にしか存在しないフォルダー内も含める

  • 有効 (デフォルト): WinMerge は、片方しか存在しないサブフォルダー内の内容も表示します。

  • 無効: WinMerge は、比較時片方しか存在しないサブフォルダーを無視します。

4.7. 再解析ポイントを無視する

  • 無効(デフォルト): リパースポイントのフォルダーを通常のフォルダーのように比較します。

  • 有効: リパースポイントであるフォルダーの内容を無視します。例えば、C:\Users\All Usersは、C:\ProgramDataへのシンボリックリンクですが、このオプションを有効にすると、C:\Users\All Usersフォルダーの比較をスキップします。

4.8. クイック比較切替閾値 (MB)

  • 無効: 比較方法がフルコンテンツ以外に設定されている場合は無効です。

  • 有効: 比較方法がフルコンテンツに設定されている場合に有効です。

    クイックコンテンツ比較方法に切り替えるための閾値サイズです。フルコンテンツ比較方法が選択されている場合、この値(メガバイト単位)より大きいファイルは、クイックコンテンツ比較方法を使用して比較されます。

4.9. サイズ超過時にバイナリ比較に切り替える (MB)

  • 無効: 比較方法がフルコンテンツおよびクイックコンテンツ以外に設定されている場合は無効です。

  • 有効: 比較方法がフルコンテンツまたはクイックコンテンツに設定されている場合に有効です。

    バイナリコンテンツ比較方法に切り替えるための閾値サイズです。フルコンテンツまたはクイックコンテンツ比較方法が選択されている場合、この値(メガバイト単位)より大きいファイルは、バイナリコンテンツ比較方法を使用して比較されます。

4.10. 使用するCPUコアの数

比較に使用するスレッド数です。負の値を指定すると、WinMergeは利用可能なCPUコア数にその値を加えた数を使用します。

4.11. 追加比較条件

フォルダー比較時に、フィルタ式と同様の構文で追加の比較条件を指定できます。たとえば、比較方法に「Full Contents」を選択している場合でも、

allequal(日付)

左日付 = 右日付

を指定すると、ファイル内容が一致していても更新日時が異なるファイルは差異ありとみなされます。また、入力欄の右側にある = ボタンをクリックすると、サイズを比較更新日時を比較 などのメニューが表示されます。ここで 更新日時を比較 を選択すると、入力欄に allequal(Date) が自動的に挿入されます。

4.12. 名前変更/移動の検出

  • 無効 (既定): WinMerge は、名前変更または移動されたファイル/フォルダーを検出しません。

  • 名前変更の検出: 同一ディレクトリ内で名前は異なるが検出キーが一致するファイル/フォルダーを検出します。同じ検出キーを持つファイル/フォルダーは同一グループとしてまとめられます。

  • 名前変更と移動の検出: 名前が異なる、または異なるディレクトリに存在するが、検出キーが一致するファイル/フォルダーを検出します。このモードでは、名前変更された項目(同一ディレクトリ)と移動された項目(異なるディレクトリ)の両方を検出します。

4.13. 名前変更/移動検出キー

左右(または三方向)でファイル/フォルダーを照合するための検出キーを生成するフィルター式を指定します。一致するキーを持つ項目は、名前変更または移動された可能性のある項目としてグループ化されます。たとえば、キーに Size を指定すると同じサイズのファイルがグループ化され、Name を指定すると同じファイル名のファイルがグループ化されます(移動の検出に有効です)。

入力欄の右側にある = ボタンをクリックすると、一般的な検出キー式を挿入できる補助メニューが表示されます。

4.13.1. 基本的な検出キー

Name

ファイル名またはフォルダー名で一致判定を行います。名前を変えずに別のディレクトリへ移動したファイルの検出に有効です。

ベース名(拡張子なし)

拡張子を除いたファイル名で一致判定を行います。たとえば "file.txt" と "file.doc" は一致します。

正規化された Unicode 名

Unicode 正規化されたファイル名で一致判定を行う normalizeUnicode(Name, "NFC") を挿入します。合成文字と分解文字など、Unicode 表現は異なるが同等の名前を持つファイルの検出に有効です。

相対パス

比較ルートからの相対パスでファイルを一致判定します。ディレクトリ構造を保ったまま名前だけが変更されたファイルの検出に有効です。

Size

ファイルサイズで一致判定を行います。サイズが同じまま名前だけが変更されたファイルの検出に有効です。

Date

更新日時で一致判定を行います。

ハッシュ(MD5)

if(IsFolder, Name, prop("Hash.MD5")) を挿入します。フォルダーの場合は名前で一致判定し、ファイルの場合は内容の MD5 ハッシュで一致判定します。名前変更されたファイルを検出する最も正確な方法ですが、大きなファイルでは MD5 計算に時間がかかる場合があります。

追加のプロパティ...

System.AuthorSystem.TitleSystem.Keywords などの Windows ファイルプロパティにアクセスできるサブメニューを開きます。これらのメタデータを使用してファイルを一致判定できます。挿入される式は if(IsFolder, Name, prop("PropertyName")) です。

4.13.2. 文字列変換関数

このメニューには、検出キーに適用できる文字列変換関数が含まれています。選択すると、現在の式(空の場合は Name)を関数でラップします。

replace() 関数を挿入

キー内の文字列を置換するための replace(expression, "from", "to") を挿入します。検索対象と置換後の文字列を指定するために、"from" と "to" を編集してください。例: replace(Name, ".backup", "") はファイル名から ".backup" を削除します。

regexReplace() 関数を挿入

正規表現を使用して文字列を置換する regexReplace(expression, "pattern", "replacement") を挿入します。置換文字列では後方参照($1、$2 など)が使用できます。例: regexReplace(Name, "^(\\d+)_(.+)$", "$2") はファイル名の先頭にある番号とアンダースコアを削除します。

4.13.3. 置換リスト

[置換リスト]サブメニューでは、外部ファイルを使用した一括文字列置換機能を利用できます。

文字列置換リストを作成して挿入...

文字列置換用のテンプレートを含む TSV(タブ区切り)ファイルを新規作成します。ファイルは %APPDATA%\WinMerge\ReplaceLists(設定によっては Documents\WinMerge\ReplaceLists)に保存されます。作成後、既定のテキストエディターでファイルが開かれ、replaceWithList(expression, "filepath") が挿入されます。

ファイル形式は 1 行につき 1 つの置換で、検索文字列<TAB>置換文字列 の形式です。# で始まる行はコメントとして扱われます。

ファイル内容の例:

# ファイル名のバージョン番号を置換
v1.0	v2.0
beta	release
正規表現置換リストを作成して挿入...

文字列置換リストと同様ですが、正規表現による置換用です。%APPDATA%\WinMerge\RegexReplaceLists(または Documents\WinMerge\RegexReplaceLists)にテンプレートファイルを作成し、regexReplaceWithList(expression, "filepath") を挿入します。

ファイル形式は 正規表現<TAB>置換文字列 で、後方参照をサポートします。

ファイル内容の例:

# 日付の書式の正規化
\d+	NUMBER
(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})	$1_$2_$3
文字列置換リスト / 正規表現置換リスト

これらのサブメニューには、それぞれの ReplaceLists フォルダー内にあるすべての TSV ファイルが一覧表示されます。一覧からファイルを選択すると、そのファイルのパスを指定した replaceWithList() または regexReplaceWithList() が挿入されます。これにより、以前に作成した置換リストを簡単に再利用できます。

文字列置換リストフォルダーを開く... / 正規表現置換リストフォルダーを開く...

置換リストファイルが保存されているフォルダーを Windows エクスプローラーで開きます。ここから、置換リストファイルを直接編集、削除、整理できます。

4.13.4. テキストの正規化

[テキストの正規化]サブメニューでは、より柔軟な一致判定を行うための正規化関数を利用できます。

小文字 / 大文字

toLower(expression) または toUpper(expression) を挿入し、すべての文字を小文字または大文字に変換します。大文字・小文字を区別しない一致判定に有効です。例: toLower(Name) は "File.txt"、"FILE.TXT"、"file.txt" を同一として一致させます。

半角 / 全角

toHalfWidth(expression) または toFullWidth(expression) を挿入します。主に日本語テキストを対象に、半角文字と全角文字を相互に変換します。例: toHalfWidth(Name) は、全角カタカナの「ファイル」を半角の「ファイル」に変換します。

中国語変換

toSimplifiedChinese(expression) および toTraditionalChinese(expression) 関数を提供します。簡体字中国語と繁体字中国語の相互変換を行います。異なる中国語文字セットで記述された名前を持つファイルの一致判定に有効です。

日本語変換

toHiragana(expression) および toKatakana(expression) 関数を提供します。日本語のひらがなとカタカナを相互に変換します。

Unicode を正規化

Unicode 正規化されたファイル名で一致判定を行う normalizeUnicode(Name, "NFC") を挿入します。合成文字と分解文字など、Unicode 表現は異なるが同等の名前を持つファイルの検出に有効です。(例:単一のé文字とe + 結合鋭アクセント)

+ 演算子と区切り文字を使って、複数のキーを組み合わせることもできます。たとえば Name + "|" + Size は、ファイル名とサイズを組み合わせた複合キーを生成します。

注意

検出キー式は、ファイル/フォルダー比較の各側について評価され、キーが生成されます。キーが一致した項目は同一グループとしてまとめられます。たとえばキーに Size を指定した場合、左側に 1024 バイトのファイル、右側に 1024 バイトのファイルがあれば、名前が異なっていても同じグループになります。

4.14. 名前変更項目と移動項目のマージ

名前変更/移動検出機能によって検出された、名前変更および移動された項目を、フォルダー比較ツリー上でどのように単一の項目としてマージするかを指定します。

  • 無効 (既定): 名前変更または移動された項目は、フォルダー比較ツリー上で別々の項目として表示されます。項目は共通のグループ ID によってグループ化されますが、各側のファイル/フォルダーは個別に表示されます。

  • 名前変更をマージ: 同一ディレクトリ内で名前変更されたと検出された項目を、1 つの項目としてマージします。これにより、異なる名前で複数の側に存在する項目を 1 つとして表示でき、比較ツリーが簡潔になります。異なるディレクトリにある項目(移動された項目)はマージされません。

  • 名前変更と移動をマージ: 名前変更された項目(同一ディレクトリで名前が異なるもの)と、移動された項目(異なるディレクトリにあるもの)の両方を、検出された場合に単一の項目としてマージします。これにより、名前変更や移動されたファイル/フォルダーを最もコンパクトに表示できます。

注意

マージは、各側にグループ内の項目が最大 1 つしか存在せず、かつマージ条件(名前変更の場合は同一ディレクトリ、移動の場合は任意のディレクトリ)を満たす場合にのみ行われます。一方の側で複数のファイルが一致する場合(曖昧なケース)は、マージされません。

5. 比較 → テーブル ページ

5.1. CSV ファイルとして扱うパターン

テーブル形式で比較したいカンマ区切り値のファイルのファイル名パターンを指定します。 セミコロン区切りで複数指定することが可能です。 デフォルトでは、*.csv が指定されています。拡張子.csvのファイルをテーブル形式 で比較したくない場合は、*.csv を取り除いてください。

5.2. TSV ファイルとして扱うパターン

テーブル形式で比較したいタブ区切り値のファイルのファイル名パターンを指定します。 セミコロン区切りで複数指定することが可能です。 デフォルトでは、*.tsv が指定されています。拡張子.tsvのファイルをテーブル形式 で比較したくない場合は、*.tsv を取り除いてください。

5.3. ユーザー指定文字区切り値

カンマやタブ文字ではなく、別の文字で区切られた値のテキストファイルをテーブル形式で開きたい場合、 そのファイルのファイル名パターンと区切り文字を指定します。

5.4. 引用符内の改行文字を値として扱う

  • 有効 (デフォルト): テキストに引用符文字が現れてから次の引用符文字が現れる前に改行文字が現れた場合、 この改行文字を値とみなします。 一つのフィールドに複数の行が格納されているCSV/TSVファイルを処理する場合は、このオプションを有効にします。

  • 無効: 上記を無効にします。引用符の数に誤りのあるファイルを開く場合は、 このオプションを無効にしてください。

5.5. 引用符文字

引用符として扱われる文字を指定します。 ここで指定した文字で括られたテキスト範囲内にある区切り文字は値として扱われます。 この入力エリアを空にすることが可能です。 引用符が単なる値でしかないファイルを開く場合、 空にするか、そのファイルに存在しない文字を指定してください。

6. 比較 → バイナリ ページ

6.1. バイナリファイルとして扱うパターン

テーブル形式で比較したいタブ区切り値のファイルのファイル名パターンを指定します。 セミコロン区切りで複数指定することが可能です。 デフォルトでは、*.tsv が指定されています。拡張子.tsvのファイルをテーブル形式 で比較したくない場合は、*.tsv を取り除いてください。

6.2. Frhed の設定

設定を表示...

ここで選択できます:

  • 16 進ダンプの 1 行あたりに表示するバイト数 (「1 行あたりのバイト数を自動的に調整する」が無効になっている場合にのみ適用されます)

  • 「行ごとのバイト数を自動的に調整する」チェックボックスがチェックされている場合、16 進ダンプ行ごとに表示されるバイト数は、常にウィンドウ幅全体が使用されるように調整されます。

  • オフセット長の桁数 (「オフセット長の調整」が無効な場合にのみ適用されます)

  • オフセットの長さを最大オフセットの長さに自動的に調整するか (有効)、または右にスペースを埋め込むか (無効)

  • キャレット位置の値を符号付きまたは符号なしの整数値として表示する方法

  • ファイルを開いた後に読み取り専用モードが自動的に設定される必要がある場合。

  • 編集テキスト エディタで開く コマンドによって呼び出されるテキスト エディタの名前。

バイナリモード...

使用するバイト順序の種類: Intel コンピュータで使用されるリトル エンディアン、または Motorola プロセッサを搭載したコンピュータなどで使用されるビッグ エンディアンのいずれか。これらのモードの違いは次のとおりです。 4 バイト (A から D という名前) の長さのロングワードを考えてみましょう。

プロセッサ レジスタ内のロングワード = ABCD。

値 1 を持つ最下位ビットはバイト "D" にあります。プロセッサ レジスタでは、ロングワードはこのように順序付けされます。この値がメモリ内の特定の位置に書き込まれる場合、インテルの規則により、ロングワードは次のように右にオフセットが増加して書き込まれます。

メモリ内のロングワード = DCBA。

つまり、ロングワードを構成するバイトは、プロセッサ レジスタ内で見つかったときと逆の順序で書き込まれます。

つまり、ビッグ エンディアン マシンで書き込まれたファイルは、変換せずにリトル エンディアン マシンで読み取られた場合、間違ったロングワード値とワード値が含まれることになります。

文字セット...

ここでは、文字を表示および書き込むための文字セット、ANSI (Windows 文字セット) または OEM (DOS 文字セット) を選択できます。フォントサイズをポイント単位で選択することもできます。

7. 比較 → 画像 ページ

7.1. 画像ファイルとして扱うパターン

画像比較ウィンドウで開く画像ファイルのファイル名パターンを指定します。セミコロン区切りで複数指定することが可能です。 デフォルトでは、.pdf、.svg、.wmf、.emf 拡張​​子はリストにありません。この拡張子のファイルを画像比較ウィンドウで表示したい場合は、この拡張子を追加してください。

7.2. フォルダー比較で画像比較を有効にする

このオプションを有効にすると、フォルダー比較時に指定されたパターンに一致するファイルを画像として比較します。メタデータの差異は無視され、画像間の視覚的な差異を判定するために色距離の閾値が適用されます。

7.3. OCRの結果

  • 有効(デフォルト): 画像から認識したテキストのみを表示します。

  • 行毎の位置情報とテキスト: 認識されたテキストを、元の画像内での位置とともに行ごとに表示します。

  • 単語毎の位置情報とテキスト: 認識されたテキストを、元の画像内での位置とともに単語ごとに表示します。

8. 比較 → Webページ ページ

8.1. URLパターン (正規表現)

Webページ比較ウィンドウで開くべきファイルパスまたはURLを指定するために、このフィールドに正規表現を入力してください。例えば、正規表現.*\.html?|https?://.*を入力すると、.htmlまたは.htm拡張子のファイルと、http://またはhttps://で始まるURLがWebページ比較ウィンドウで開かれます。

8.2. 除外URLパターン (正規表現)

Webページ比較ウィンドウから除外する特定のファイルパスまたはURLを指定するために正規表現を入力してください。これは「含めるURLパターン」フィールドに一致する項目に適用されます。含めたくない特定のパターンを除外するために使用します。

8.3. ユーザーデータフォルダーの場所

  • AppDataフォルダー (デフォルト): クッキー、閲覧履歴、キャッシュデータを%APPDATA%\WinMerge\WinWebDiffフォルダーに保存します。

  • インストールフォルダー: データをWinMergeインストールディレクトリに保存します。通常、書き込みには管理者権限が必要です。一般的には推奨されません。

8.4. ユーザーデータフォルダーをペイン毎に分離する

各ペインごとに個別のデータフォルダーを作成し、ペイン間でのデータの重複を防ぎます。

9. メッセージボックスページ

9.1. リセット

WinMergeは、いくつかのメッセージボックスを抑制することを許可します。 例えば、同一の2つのファイルが開かれた時、通常なら 選択されたファイルは同一です。メッセージボックスが, 開かれます。これ以上、このメッセージを表示して欲しくない場合、 メッセージボックス中のオプションを有効(チェックON)にすることで、そのメッセージを再び表示しないようにすることができます。

あとで、再びメッセージを見たいと思うかもしれません。 リセットボタンをクリックすることで、メッセージボックスを再び表示するようにできます。

注意

WinMergeを新しいバージョンにアップデートした時は、メッセージを省略することはオススメしません。 インストーラーは、それらを自動的に表示するようにします。しかし、インストーラーを使用しない場合、 リセットボタンを使って、メッセージの表示を有効にすることを思い出してください。

10. エディター → 一般 ページ

10.1. シンタックスハイライト

  • 有効(デフォルト): WinMerge は、多くのプログラミング言語とwebフォーマットを、シンタックスハイライトすることができます。デフォルトでサポートされている形式を見るには、 表示シンタックスハイライト

  • 無効: シンタックスハイライトは、多少のCPUパワーを消費するため、WinMerge の画面描画が遅いと思う場合は、これを無効にすると良いかもしれません。

10.2. 元のEOL文字を保存する

  • 無効(デフォルト): ファイルが、Windows のファイルであると仮定します。ファイルが、Windows 標準の行末文字を使用していない場合、WinMerge は、これをエラーとみなします。 それらを、差異として検出する代わりに、Windows スタイルの行末文字へ静かに変更します。 それゆえ、ファイル比較ウィンドウのステータスバーには、EOLスタイル Winとして表示します。

    ほとんどの場合、このオプションは無効のままにしておくべきです。 行末文字の異なる2つのファイルを比較する場合、 デフォルトの振る舞いで、十分うまく動作するでしょう。

  • 有効: WinMerge が行末文字を自動的に変更するのを防ぎます。 その結果、すべての行のEOLスタイルの差異を検出します。これは、(Windows と Unixなど)異なるEOLスタイルを持つシステムからのファイルを扱うために便利かもしれません。

    重要項目

    また、これは、EOLバイトに詳しい方や、 1つのファイルに異なるEOLスタイルが混在するファイルを比較したい方のための高等なオプションです。 あなたが、この高等な機能を必要としないなら、このオプションを有効にしないことをオススメします。 このオプションは、異なるEOLスタイルの2ファイルを比較するためには、 不要であることを憶えておいてください。

10.3. タブ

タブ幅

タブの幅です。値を指定してください n: 設定した幅は、同数の nの文字と同じになります。 デフォルト: 4。 最大値は64です。

タブ挿入オプション

テキスト中でtabキーを押下した時に、どの種類の文字が使われるかを指定します。次のうち、1つだけを有効にすることができます:

  • タブを挿入(デフォルト):1つのタブ文字を使用します。

  • スペースを挿入: タブ文字の代わりに、( タブ幅)で指定された個数分のスペースを挿入します。例えば、デフォルトのタブ幅の場合、4つのスペースが挿入されます。

10.4. レンダリングモード

  • GDI (デフォルト): Graphics Device Interface (GDI)を使用してテキストをレンダリングします。

  • DirectWriteモード: 様々なDirectWriteレンダリングモードを使用してテキストをレンダリングします。Windows 8.1以降でカラー絵文字をサポートします。WinMergeの64ビット版でのみ利用可能です。詳細についてはDirectWrite Rendering Modesを参照してください。

11. エディター → 比較/マージ ページ

11.1. 自動的に再スキャンする

  • 無効(デフォルト): WinMerge は、差異をマージした時、または、 表示更新ボタンをクリックするなどした時、 自動的に再スキャンします。

  • 有効: WinMerge は、すべての編集イベント (入力するなど、ファイルへの変更)の後、強制的に再スキャンします。

    注意

    編集作業を遅くするのを避けるために、WinMerge は、自動再スキャンを僅かながら遅らせます(編集イベント後1秒待ちます)。 それにより、それぞれの新しい編集イベントがタイマーをリセットし、 編集を中断するか止めるまで、再スキャンは起こりません。

11.2. 選択された差異のコピー粒度

テキストが選択された状態で、右側へコピー メニュー等をクリックして別ペインにコピーするときのコピー粒度を指定します。

  • 差異ブロック : 選択されたテキスト内の差異ブロックをコピーします。

  • 行内差異: 選択されたテキスト内の行内差異をコピーします。

  • : 選択されたテキスト内の差異を行単位でコピーします。

  • 文字 (デフォルト): 選択されたテキスト内の差異を行単位でコピーします。

11.3. 行内差異の強調

これらは、 行内差異(差異ブロックの行内の変更)の検出を有効にし、また、その設定をします。:

行の違いを表示する
  • 有効(デフォルト): WinMerge は、行内の差異をハイライトします。メニューの 表示行内差異を表示でも有効にできます。

    次のサブオプションから、1つ選択してください:

    • 文字単位: 異なる文字をハイライトします。 このオプションは、単語内の変更を探す場合や、 明確な単語分割をしていないファイルの場合に役立つでしょう。

    • 単語単位(デフォルト) 差異のある単語全体をハイライトします。

      • 空白で区切る(デフォルト): 単語は、空白で区切られていると仮定されます。 これは、大抵の典型的なテキストファイルに作用します。

      • 空白か句読点で区切る: 空白と句読点の両方を単語境界とみなします。 これは、(カンマ区切りリストのような) 句読点で区切られたリストを扱うために便利です。

  • 無効: WinMerge は、行内差異をハイライトしません。そして、レベルと空白オプションは無視されます。メニューの、 表示行内差異を表示も無効になります。

単語区切り文字

空白か句読点で区切るが選択されている場合に、空白以外の単語区切りとして扱われる記号を指定します。

関連トピック

「行内差異の強調表示」 WinMerge が、行内差異をどのように検出しマークするのかを、もっと詳細に説明します。

12. エディター → 一般 ページ

TBD

13. 色 → 配色ページ

「配色」ページでは、WinMerge全体の配色をカスタマイズできます。ライトモードとダークモードの両方に対応しており、各モードごとに配色を選択・管理したり、独自のカスタム配色を保存・削除できます。

色モード

アプリケーションの色モードを選択します。次の中から選べます:

  • ライト(デフォルト):ライトモード用に指定された配色を使用します。選択すると、ダイアログウィンドウやメニューなどの外観がライト系のデザインになります。

  • ダーク:ダークモード用に指定された配色を使用します。選択すると、ダイアログウィンドウやメニューなどの外観がダーク系のデザインになります。

  • システムに従う:OSの設定に応じて自動的にライトモードとダークモードを切り替えます。

ライトモード用配色

色モードがライトの場合に使用する配色を選択します。Default(デフォルト)、Modern、および保存したユーザー定義配色が利用できます。

ダークモード用配色

色モードがダークの場合に使用する配色を選択します。VS Dark(デフォルト)、Solarized Dark、および保存したユーザー定義配色が利用できます。

現在の配色を保存

現在の色設定を新しい配色として保存します。配色はINIファイルとして保存されます。Documents/WinMerge/ColorSchemesフォルダーに保存された配色のみが、ライトモード用配色およびダークモード用配色の一覧に表示されます。

現在の配色を削除

現在選択中の配色を削除します。このボタンはユーザー定義配色の場合のみ有効で、DefaultやVS Darkなどの組み込み配色では使用できません。

これらのオプションを使って、WinMergeのインターフェースを好みやシステムテーマに合わせて調整できます。カスタム配色を使えば、お気に入りの配色設定を簡単に共有・再利用できます。

14. 色 → 差異ページ

ファイル比較ウィンドウで使用される差異などの色を変更したい場合は、 このページで行ってください。 背景、削除、テキストを設定可能です。

色を変更するには色ボックスをクリックし、標準的な色の設定ダイアログを開きます。 基本色か作成した色から1つ選択し OKをクリックすると、新しい色がボックスに読み込まれます。

配色のデフォルト色に戻すには、別の配色を選択してから、変更した配色に戻してください。

15. 色 → シンタックス ページ

デフォルトでは、WinMerge のファイル比較ウィンドウは、 「 シンタックスハイライト」で説明されている、ある程度の種類のソースコードのシンタックスを評価します。 このページは、認識されるシンタックス要素を列挙し、これらのテキストの色と太さを変更可能にします。

配色のデフォルト色に戻すには、別の配色を選択してから、変更した配色に戻してください。

16. 色 → テキスト ページ

テキスト色を変更するには、このページを使用してください。はじめに、 カスタムテキストカラーを使用にチェックしてください。 これは、カスタムテキストカラーを有効化します。空白、標準テキスト、選択の3種類のテキストの設定があります。 それぞれの種類のテキストに対し、背景と文字の色を選択することができます。

17. 色 → マーカー ページ

TBD

18. 色 → フォルダー比較 ページ

デフォルトでは、WinMergeのフォルダー比較ウィンドウは、背景色を使用して項目のステータス(同一、差異あり、片側に存在しない、またはフィルター済み)を表示します。

色を変更するには色ボックスをクリックし、標準的な色の設定ダイアログを開きます。 基本色か作成した色から1つ選択し OKをクリックすると、新しい色がボックスに読み込まれます。

配色のデフォルト色に戻すには、別の配色を選択してから、変更した配色に戻してください。

19. アーカイブサポートページ

このページは、7-Zip を使用した Winzipアーカイブサポートの設定のためのオプションを含んでいます。

19.1. アーカイブファイルサポートを有効にする

このオプションは、WinMerge が(7-Zip統合を基にした)アーカイブファイルを扱う方法を制御します。

  • 有効(デフォルト): WinMerge は、7-Zipアーカイブを識別します。

  • 無効: 7-Zipアーカイブサポートを無効にします。

19.2. ファイルのシグネチャからアーカイブの種類を検出する

  • 無効(デフォルト): WinMerge は、お使いのシステムにおいて、既知の拡張子のアーカイブファイルのみを見分けることができます。 (for example, in the registry or through a file association)

  • 有効: WinMerge は、ファイルの拡張子が不明な形式の場合でも、アーカイブファイルを見分けることができます。アーカイブを見分けるために、WinMerge は、ファイルの先頭から、アーカイブシグネチャバイトを探します。

    ティップ

    WinMergeが、OpenOfficeファイルを見分けるために、このオプションを有効にすることができます。

20. プロジェクトページ

TBD

21. システムページ

21.1. 削除されたファイルをゴミ箱に移動する

  • 有効(デフォルト): フォルダー比較ウィンドウで削除したファイルやフォルダーは、 可能な場合、ゴミ箱へ移動されます。

    重要項目

    お使いのシステムでゴミ箱が無効にされている場合、このオプションは動作しないことを、憶えておいてください。 その場合、ファイルは削除され失われます!

  • 無効: フォルダー比較ウィンドウで削除されたファイルやフォルダーは、 本当に削除されます。

21.2. 外部エディター

WinMergeのファイル比較ウィンドウは、一般的な編集機能を提供します。 あなたのお気に入りのフル機能のエディターを使いたい場合、フォルダー比較コンテキストメニューから、WinMerge が外部エディターを開くように設定することができます。

デフォルトの外部エディターには、すべての Windows システムにある、メモ帳(notepad.exe)が設定されています。 異なる外部エディターを設定するには、その実行ファイルのフルパスを入力してください。

ティップ

パスと一緒に、その外部ツールでサポートされている、いくらかのコマンドラインパラメーターを含むことができます。このようなフォーマットです。 実行ファイルのパス -option1 -option2 ...

設定された外部エディターを使うには、フォルダー比較ウィンドウ中のファイルを右クリックし、 左を開く外部エディターで、または、右を開く外部エディターでを選択してください。

21.3. ユーザーデータの保存先

WinMerge がフィルター、プラグイン、カラースキーマ、設定ログなどのユーザーデータを保存する場所を指定します。

  • AppData (Roaming) フォルダー (既定): ユーザープロファイルのアプリケーションデータ (Roaming) フォルダーにユーザーデータを保存します。

  • ドキュメント フォルダー: ドキュメント フォルダー内の WinMerge サブフォルダーにユーザーデータを保存します。

この設定は、新しく作成されるユーザーデータにのみ適用されます。

21.4. フィルターフォルダー

ファイルフィルター用の個人フォルダーの指定には、このフィールドを使用してください。デフォルトでは、このフォルダーは、 Windows 10 では ドキュメントといった)、あなたのユーザープロファイルフォルダーです。ファイルフィルターを作成したら、このフォルダーへ自動的に追加されます。

21.5. テンポラリファイルフォルダー

WinMerge が、一時ファイルを保存するフォルダーを指定してください。次のうち、何れか1つが有効です:

  • システムのテンポラリフォルダー (デフォルト): 例えば、お使いのシステムでは、 C:\Windows\Tempかもしれません。

  • カスタムフォルダー: 参照をクリックし、書き込み可能なフォルダーを選択してください。

22. バックアップファイルページ

このページは、WinMerge がバックアップファイルを作る方法を制御することを可能にします。

22.1. 作成するバックアップ

WinMerge がバックアップファイルを作るべきなら指定してください。次のオプションは、それぞれ独立に、有効、または、無効にすることができます。

  • フォルダー比較(デフォルトで無効): ファイルが上書き(コピー)される度に、バックアップファイルが作成されます。

  • ファイル比較(デフォルトで有効): ファイルが保存される度に、バックアップファイルが作成されます。

22.2. バックアップファイル生成先

バックアップファイルが作成される場所を指定してください。次のうち、1つのみ有効にすることができます:

  • 元ファイルのフォルダー(デフォルトで有効): バックアップファイルは、元ファイルと同じフォルダーに作成されます。 これは、大抵良い選択です。マイナス面は、巨大なフォルダーは、バックアップファイルを片付けるのが大変だということです。

  • バックアップフォルダー(デフォルトで無効):すべてのバックアップファイルは、1つのフォルダーに作成されます。これは、バックアップファイルを片付けるのを容易にします。しかし、複数のソースファイルが同じファイル名だった場合、最も新しいバックアップファイルは、以前に作成された同名のファイルを上書きします。

22.3. バックアップファイル名

WinMerge がバックアップファイルを作る時、 元ファイル名に拡張子を付加します。次のうち、 一方か両方の拡張子構成を選ぶことができます:

  • .bak拡張子を追加する(デフォルトで有効): 例えば、 file.txtは、 file.txt.bakでバックアップされます。

  • (デフォルトで無効): タイムスタンプはほぼ常にユニークであるため、このオプションは元ファイル名が同じ場合に、大抵、バックアップファイルの重複を回避します。

    また、保存する毎にファイルが蓄積されるため、ファイルの変更を追跡する方法を提供します。 しかし、このオプションが、たくさんのファイルを作成することを考慮すべきでしょう。

23. コードページページ

このページは、ANSI版 WinMerge が、ANSIファイルに対して使うコードページを指定します。 また、あるファイル形式のコードページは、 ファイルの内容から検出されるべきかどうかを指定します。

注意

完全なテキストエンコーディングと Windows コードページの説明は、WinMerge ドキュメントの範囲を超えています。 幸いにも、インターネット上には、 それらについての情報がたくさんあります。 例えば、ここに始めるべきいくつかの場所があります:

23.1. デフォルトコードページ

WinMerge が、非Unicode ファイルを扱う際の、デフォルトコードページを設定するために、 次のラジオボタンから1つ選んでください:

  • システムコードページ(デフォルト):あなたの Windows システムにより使用されているコードページです。 このデフォルトは、ほぼ、ベストチョイスです。 しかし、システムコードページを使用していないファイルを比較することが分かっているなら、他のオプションを考慮してください。

  • 現在のWinMergeユーザーインターフェイス言語に従う: WinMerge のインストールに使用したエンコーディングです。

  • カスタムコードページ: 明示的にコードページ番号を入力してください。例えば、 UTF-8ISO-8851-1など。

23.2. html, .rc, .xml ファイルのコードページ情報を検出する

重要項目

WinMerge.exeでは、このオプションはチェックを外してください。文字列変換は、不可逆変換を生じる可能性があり、そしてそれは、非常にハイリスクです。WinMerge.exeは、現在のコードページのファイルのみを表示することができます。

  • 無効(デフォルト): WinMerge は、ソースファイルから、コードページ情報を読み取りません。その代わりに、デフォルトコードページ設定を使用します。

  • 有効: WinMerge は、次の拡張子のコードページを検出します: html, rc(VC++ のリソースファイル), xml。検出されたコードページは、デフォルトコードページオプションの設定を上書きします。

    このオプションは、あなたのドキュメントが、 Windows のものと異なるコードページを使用する場合に重要です。

    例えば、英語環境で、2つのスロバキア語か、 2つの日本語ファイルをマージするかもしれません。 このオプションが有効にされている(さらに、必要なフォントがある)場合、 あなたのスロバキア語か日本語のファイルは、スロバキア語か日本語の文字で表示されます。

    WinMergeは、左右のファイル間のコードページの差異も検出します。 マージ、コピー、ペースト時の不可逆変換を避けるために、 コードページ情報を無視することをオススメします。

    注意

    外部アプリケーションにテキストをコピー、または、貼り付ける時、外部アプリケーションは、WinMerge と同じコードページを使用するでしょう。外部エディターのドキュメントを参照してください。 WinMerge へのコピーについては、Internet Explorer は、コードページ選択機能を提供しています。 外部エディターが、カスタムコードページをサポートしていない場合、 このオプションは無効にしてください。

23.3. mlang.dll を使用してテキスト ファイルのコードページを検出する

TBD

24. シェル統合ページ

24.1. エクスプローラー

The コンテキストメニューに追加オプションは、Windows エクスプローラーから、直接、WinMerge を起動可能にし、そこで選択したアイテムを比較します。 それは、WinMergeインストールの最中に、デフォルトで有効か無効にされます。 有効な場合、次のオプションのうち、一方、または、両方を有効にすることができます:

拡張メニューを有効にする
  • 無効(デフォルト): Windows エクスプローラーのコンテキストメニューには、 WinMergeショートカットのみが含まれます。

  • 有効: エクスプローラーのコンテキストメニュー中の、 WinMergeショートカットを、 比較ショートカットで置き換えます。

「形式を指定して比較」メニューを有効にする
  • 無効(デフォルト): 形式を指定して比較メニューをエクスプローラーのコンテキストメニューから削除します。

  • 有効: 形式を指定して比較 メニューをエクスプローラーのコンテキストメニューに追加します。

「WindowsエクスプローラーからWinMergeの起動」では、WinMerge と 比較ショートカットの使用方法について説明しています。